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形成外科
口蓋裂
一次手術で再建→「口蓋帆挙筋」
口蓋裂の手術時期→1歳~1歳半(10kg)
※手術がこれより早いと歯槽や口蓋の成長に悪影響を及ぼすと言われており、手術時期が遅れると構音のクセが残る
鼻咽腔閉鎖機能の評価は2歳頃から行うが構音訓練は音韻意識の発達を見ながら3~4歳頃から行うことが多い
代表的な手術
プッシュバック法・ランゲンベック法(ウォーディル法)・ペルコ法
チンキャップ
不正咬合の治療で用いられる矯正器具
PLP
鼻咽腔閉鎖不全の症例に適用される鼻咽腔補綴物→軟口蓋麻痺に利用
舌の口蓋への接触を補助し構音の改善を目的としている
PAP
舌の欠損あるいは運動低下により舌と口蓋の接触が得られない時に舌の口蓋への接触を補助し構音の改善を目的としたもの
エピテーゼ
欠損部の補綴具で外傷や悪性腫瘍等により顔面に欠損を生じた際に主に審美回復を目的に装着される
嚥下機能、咀嚼機能、構音機能の回復にも有効
軟口蓋栓塞子
軟口蓋の欠損を補填し、構音および嚥下機能の改善を図るもの
口蓋閉鎖床
口蓋裂手術後、口蓋遺孔が残っている場合にこれを塞ぎ構音の改善を図る
口唇裂
1次手術によって再建される→口輪筋
口唇裂の手術→生後3~6ヶ月、または体重5~6kgを目安とする
代表的な手術
四角弁法・三角弁法・ミラード法・直線法・鬼塚法
口唇口蓋裂
500人~600人に1人
多因子遺伝説・東洋人に多い
白人800人~1000人に1人
黒人1000人~1800人に1人
口唇裂→男性に多い
口唇口蓋裂→男性に多い
口蓋裂→女性に多い
※裂奇形は左側に多い
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