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耳小骨筋反射

強大音が入ってくると鼓膜張筋は収縮して鼓膜は内陥しアブミ骨筋は収縮して後方に偏移し振動エネルギーの伝達を低下させる

耳小骨筋反射は強大音に対する内耳保護作用があると言われている

鼓膜張筋→三叉神経

アブミ骨筋→顔面神経

中耳伝音機構

面積比→鼓膜・アブミ骨底→約17:1-約25dB増強

テコ比→ツチ骨・キヌタ骨→約1.3:1-約2.5dB増強

耳小骨

鼓膜側からツチ骨、キヌタ骨、アブミ骨

メッケル軟骨→ツチ骨、キヌタ骨

ライヘルト軟骨→アブミ骨

※耳小骨→第1、第2鰓弓が関与

音圧の増強

外耳道共鳴作用→10~20dB

耳小骨のテコ比→約2.5dB

鼓膜とアブミ骨底との面積比→約25dB

正円窓の遮蔽効果→12dB

アブミ骨筋反射

同側反射と対側反射とがある。反射弓の遠心路は「顔面神経」求心路は「蝸牛神経」

聴力健常者の反射閾値は反対側刺激で70~100dB

血管条

中央階(蝸牛管)の側壁、内リンパ液の産生を行っている

ライスネル膜(前庭膜)

前庭階と中央階の間の膜

基底板

中央階と鼓室階の間

有毛細胞

内有毛細胞→1列

外有毛細胞→3列-能動的運動能

聴覚伝導路

①蝸牛神経

②蝸牛神経核

③台形核

④上オリーブ核

⑤外側毛帯核

⑥下丘

⑦内側膝状体

⑧聴放線

⑨横側頭回(ヘッシェル回)

周波数の弁別→内側膝状体

音の強さの弁別→下丘レベル

蝸牛

蝸牛の回転が完成するのは胎生3ヶ月頃で、内耳は胎生5ヶ月頃に完成する

周波数の高い音→基底部

周波数の低い音→蝸牛頂

外耳道

共鳴作用2~4kHz、10~20dB程度増幅

外側1/3軟骨部、内側2/3骨部

​外耳道の知覚は外側が「三叉神経」、内側は「迷走神経」

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